文書作成基礎 ーランサーズライティングテストー

「、」(読点)を入れる位置

主語の後

(例文)中学時代の友人が、IT関連の会社を起業したらしい。
文章によって主語の後に読点を入れると意味が変わるので、その場合は使わないようにしましょう。

一つの文章を二つに分ける

(例文)地図を確認して目的に向かう。→地図を確認し、目的地に向かう。
助詞である「て」を省略して読点で二つの文章に分けることを「中止法」と呼ばれています。

接続詞の後

(例文)今日は天気がいい。しかし、明日は雨が降るらしい。

独立語の後

(例文)うわ、なんてまずい料理だ。

複数の言葉が並ぶとき

(例文)カバンの中には財布、スマートフォン、鍵、ハンカチが入っている。

主語をハッキリさせる

(例文)オシャレな男性の、靴 ⇔ オシャレな、男性の靴
前者はオシャレなのは男性で、後者はオシャレなのは靴という意味合いです。

改行箇所

WEBライティングは段落ごとに改行を推奨されることが多いです。そして、1段落につき1つの話題(内容)だけを書くようにします。

「となりました」の使い方

「~となりました。」は想定外、予想外にものごとが進んだときに使用します。

「です・ます」調の統一

統一されていない例

  • 証拠は揃っているのですから、その弁解は通らないはず

特殊な例

「です・ます」調で指定されていても、体言止め(名詞で終わらせる表現技法)を使用しても問題ありません。体言止めは文章のリズムがよくなり、柔らかい印象が強くなるからです。

(例文)私は空腹です。そのため、これから行くのはレストラン。パスタを食べたいと思っています。

誤った敬語

誤り 正しい
お食べになって下さい お召し上がり下さい
ご覧になられましたか ご覧になりましたか

不適切な表現 

不適切 適切
超最高 とても良い(など)
出かけれない 出かけられない
書いてあったんです 書かれていたのです
外出する際には、持っておくといい 外出する際には、持っていくといい
叶ったんです 叶ったのです
買い物に行ったり、家でゲームをしている 買い物に行ったり、家でゲームをしたりしている(※1)
どーしても どうしても
言ってました 言っていました
覚えれません 覚えられません

※1:「~たり」は整列助詞、並立助詞と呼ばれ、「~たり、~たり」と繰り返すのが正しい使い方。

漢字の正しい使い方

おさめる

大学で必要な単位を修める

使わなくなった衣類をタンスに収める

税金を納める

プロジェクトの成功を収める

あける

席を空ける

部屋が空いている

夜が明ける

空いている場所を探す

はじめて

始めてみての感想

思いを抱き始めてから

初めて訪れた場所

仕事を始めてみて

WEB用の記事を作成するときに避けるべき機能

中央寄せ

中央寄せはブラザーで見たときに行の先頭位置が変わってしまい、読みづらくなるので使用しないほうがいいです。

行間調整

行間は文章の読みさすさを左右します。行間が空きすぎても、ギュウギュウに詰めすぎても読みづらくなってしまうので、個々の文章で行間を調整するのは避けたほうがいいです。

半角、全角の使い分け

依頼主から特別指定がない場合、「半角/全角」は次のように使い分ける

英字:半角、数字:半角、カタカナ:全角

信頼できないソース

専門的な記事を執筆するときに、信頼性がないソースを参考に記事を作成していけません。例えば下記のソース(サイト)は個人が自由に書き込めたり、情報の出典が明らかではないので信頼できないソースと言えます。

  • Wikipedia
  • Yahoo知恵袋
  • 個人ブログ

文に含まれる文字数の制限

一般的に内容が分かりやすい、伝わりやすい一文の長さは40文字と言われています。

誤った敬語

ご覧になられましたか?

「ご覧になられましたか?」は二重敬語にあたります。正しくは「ご覧になりましたか?」です。

納品前にする文章のチェック方法

適切なチェック方法

  • 完成した文章を読み返す
  • 記事作成に使用したソフトウエアのチェックツールを使用する
  • 依頼を受けた際の要件をチェックリスとにして1つずつ確認する

不適切なチェック方法

  • 第三者に文章を読んでもらう
    作成した文章を第三者に読ませることは「秘密保持契約」に違反する可能性があるのでNG.

ライティングテストメニュー

 

© 2024 2024年最新 | しごとーく。