老後も稼げる副業。定年退職前から副業を始めた男性在宅ワーカーの体験談

60歳で定年退職を迎えた後、年金を満額受給するために65歳になってから受給しようと考える人は多いと思います。そのときに課題になるのは年金受給を受けるまでの収入ですよね。

今回は在宅ワーク歴6年の男性在宅ワーカーさんのお話しです。定年退職前から老後を見据えてクラウドソージングで副業を始め、定年退職した後も収入を得続けるいるそうです。

そんな男性の副業経験談ですが、定年後の仕事をどうするか検討している方にぜひ読んでいただきたいです。

副業を始めたキカッケ

本業は電子部品メーカーのエンジニアです。普段は非常に忙しいのですが、土日の休みや夏休みや冬休みはしっかりと取れるため、そうした時間を活用して何か副業が出来ないかと考えました。

丁度そのタイミングは定年退職まで3年を切った頃でした。

定年退職後にはもう人に遣われるのは嫌だと言う考えがあり、再就職はするつもりはなく、副業として始めた仕事を少し濃密に行う事で小遣いとして十分な額を稼ぐための助走期間となればと言う想いもありました。

社会人としての豊富な経験と文章作成能力に自信があったので、を活用してクラウドソーシングでライティングの仕事を始めたのです。

仕事の内容

クラウドソーシングのライティングの仕事はタスク作業と呼ばれる仕事とプロジェクトで本格的に受注する仕事があります。

現役時代には、好きな時に好きなだけの分量の仕事が出来ると言うメリットを活かしたタスク作業を中心に行いました。単価は安いですが、文章作成やタイピングのスピードアップの訓練もかねて取り組みました。

2年目頃からは、タスク作業の文章作成能力を評価して下さったクライアントが、タスクよりも単価の高い仕事を指名のタスクやプロジェクトとして下さるようになり、少し稼ぎも増えました。

リタイア後に時間が十分取れるようになったので、自分の実績を積極的にPRして、プロジェクトのライティングの仕事を獲得する努力も行って来ました。

収入

現役時代には、タスク作業を中心に平日は1時間程度、土日で用事がない時には各3時間程度で、平均的には1週間で10時間程度を在宅ワークに振り向けました。もちろん、本業が忙しい日には副業は休み、定時に帰えれた日には2～3時間を振り向ける事もありました。

こうした時間を割り振り、最初の1年半は月1万円程度の稼ぎで、クライアントから指名のタスクやプロジェクトの仕事をもらえるようになってからは、2万円近くの稼ぎとなりました。

クラウドソージングに対して思うこと

クラウドソーシングのライティングの仕事は、文章作成やまとめが上手な人なら苦痛なく行う事が出来ると思います。また、タスクとプロジェクト等をミックスする事で自由度の確保も可能です。

副業を本業化するには、それなりの覚悟と仕事を確保する努力が大変でしょうが、月に2万円稼ぐ程度なら誰でも取り組め気軽に行う事が可能です。

給与所得者がクラウドソーシング等で得た収入は、雑所得となり年間20万円までなら確定申告の必要がないので会社への報告やバレる心配もありません。また、税法上も問題はりません。

月2万円くらい程度に抑えて気楽に取り組めたのも、副業を嫌にならず続けられたのだと思います。

クラウドソーシングではIT関連の仕事も多数あり、スキルのある人なら、そうした事に取り組めばさらに稼げるでしょう。しかし、もろに本業と同じ仕事は本業の会社に対して道義的な問題があります。

また、会社にバレないかと心配しながら副業を行うのは精神衛生上も良くないので、本業と直接的に同じ仕事は避けて、気軽にできるライティングの仕事程度にしておいた方が良いと思います。

これから副業を始める方へ

クラウドソーシングの仕事を副業として続けていれば、次第にクライアントから指名してもらえる事も増え、徐々に収入は増えるでしょう。しかし、プロジェクトの仕事ばかりにすると、納期の問題がのしかかってくるので、上手に自由度の高いタスク作用とのバランスを取るのがお勧めです。

タスク作業は早い者勝ちであり、自分の空いた時間に、自分の書きやすいテーマの仕事があるとは限らないのが難点です。

その対策として、クラウドソーシングは1社ではなく2～3社に登録して、時間が取れる時には切れ目なく仕事に取り組める様にするのもポイントです。

現役時代には、この程度の副業に抑えておき、リタイアすればこのライティングの仕事にプラスして現役時代に本業で培ったスキルを最大限に活かせる仕事を、同じクラウドソーシングで確保する様にして、月に5～10万円を目指すと言う方法がお勧めの方法です。

クラウドソーシングの仕事では、インターネットへのアクセスやタイピングのスピードが速いほど有利です。しかし、操作はできるけれどいまいち自信が無い人でも、コツコツと続けていれば、慣れるのもので、最初から自分には向かないと考えずに、まずは一歩を踏み出す事が大切です。

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