発達障害とうつ病を持つ女性が選択した仕事は内職

今回はうつ病と発達障害を持つ女性在宅ワーカーさんが内職を経験したときのお話しです。うつ病など発症して会社勤め出来なくなってしまったケースで内職という働き方のについて参考になると思います。

ライター紹介

私はうつ病と発達障害を抱えいて、やむを得ず今は両親と暮らしています。私のように、実は発達障害があって、誰にも理解してもらえなくて辛い思いをしている人は、非常に多いと思います。

私は20代前半でうつ病を抱え会社を辞めさせられてしまい、その後発達障害があるためにうつ病を発症しやすく周囲ともうまくいかなかったことを病院で診断されて知りました。

その後、障がい者枠で都内のある会社に入社するも、障がいを理解してもらえず、1年で再び会社を辞めさせられてしまいました。

そして、更にうつ病が重くなってしまったのです。

内職を始めたキッカケ

うつ病と発達障害を抱える私に出来る在宅ワークをするようにしています。現在は30代になり、パソコンを使用して自宅でできる仕事をしていますが、以前はパソコンを使用しなくてもできる内職の仕事をしていました。

内職の仕事を見つけたきっかけは、「とにかく、少ない収入でも良いので仕事がしたい、内職の仕事しかない」ということで、内職の仕事を探していました。すると、私の家のごく近所の倉庫に「内職者募集」という張り紙がありました。それを見てすぐに倉庫の中を訪ねました。

履歴書は必要がありませんでしたが、簡単な面接はありました。私の場合は、発達障害の影響ゆえか、最初に具体的な作業のやり方を見ないと理解できない場合も多々ありましたので、最初に倉庫の社員にやってみせていただくようにしました。

内職の収入

具体的な仕事内容は、おもちゃ消しゴムの組立て、ラベリ貼りなどを行いました。

単価10円で一日5時間作業をして週に5日で、1万円ほどいただけました。その月の月末締め、次の月の10日払いです。実際はもっと後にいただける場合も多いようですので、最初に確認したほうが良いと思います。

内職で気をつけていること

実際の内職ですが、最初に時間を決めて取り組んだほうが良いと思います。いつでもできるからこそ、時間を決めたほうがいいと思うのです。

また、思ったよりも場所を取りますので、自宅に十分な空きスペースがあったほうが良いです。私の場合、特に父から「場所を取る」という理由で内職に難色を示されました。最初にスペースを取ったほうが良いと思います。

また、納品に行くのにも、仕事を持ち帰るのにも、車があったほうが良いと思います。自転車や原付バイクですと、少々きついかもしれません。これは仕事内容にもよると思います。

内職を探すときに気をつけていること

内職は、必要以上に「初心者でも簡単！　月収100万円確実！」など、現実的ではない金額で煽るような文章の広告は要注意です。

それらはたいてい詐欺か、そうでなくても取り組むのが非常に難しい仕事です。そもそも100万円もの報酬がある仕事を、初心者に依頼するはずがないのです。

また、マルチ商法などにも要注意です。会場に呼び出され、異様な雰囲気ですのですぐに分かる場合が多いです。

最初にお金かかかるかどうかというのは、非常に大事です。そもそもお金がなく、それを稼ぐために仕事をするのに、最初にたくさんのお金が掛かっては元も子もありあせん。

全部がそうとは言えませんが、特に初心者の方の場合、最初にお金がかかるものはすべて詐欺である、ぐらいに思っていても良いと思います。

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