在宅ワーク

育児をしながら独立してフリーランスになった主婦のリアルな現実

妊娠をキッカケに独立してフリーランスになった2児の母。まだお子様が小さく、多忙な子育てと多忙なお仕事の両立についてのリアルなお話しです。

とある事情で独立してフリーランスになったそうなんですが、仕事に対して責任感が強く超多忙な生活を送ることになっても前向きで頑張り屋さん。それでも、家族を一番大切にする気持ちがすごく伝わってきます。

また、繁忙期の家族、特にお子様に対するご自身の反省点がすごく参考になりました。

ライター紹介

1歳半と4歳の子の母親で、現在はフリーランスとして広告デザイン企画制作を行っています。フリーランスになってからちょうど1年位になりますね。子供は保育園に通っています。

フリーランスになったキッカケ。

妊娠したときに長年務めていた、広告のデザイン企画制作を行っている会社を退職することになり、フリーランスとして独立することにしました。ありがたいことに、務めていた会社で担当していたクライアントと取引することを許されたので、独立してフリーランスになってからすぐに比較的大きな案件を数件、受注させていただきました。

仕事を受注するのに大切だと思うこと

営業をしたわけではないので、仕事を受注するテクニックなどはありませんが、実績があることと人脈は大切だなぁって思いますね。

人脈というのは交友関係が広いというだけでなく、人との出会いを大切にするという意味合いもあります。誠実な対応を心がけていれば直接お仕事をしたことがなくても、必ず見てくれる方はいらっしゃると感じ、そう信じています。今は仕事の関係がない友人関係やご近所付き合いでも仕事に繋がる可能性は十分にあります。

仕事量と収入

仕事柄、大きな案件が動くと2~4ヶ月をかけて一つの案件が進みます。

多忙期と閑散期が大きくひらくので、一概には言えませんが、多忙期は一日20時間程度働く日もあります。

子供が起床して保育園に見送るまで、お迎えから夕飯・寝かしつけまで。子供が起きている時間以外は全て仕事をしているという状況です。深夜早朝も含めて。

逆に案件が動き出す前や納品後などは驚くほど手が空いており、仕事という仕事をしない月も多くあります。

1週間に70~80時間程度、仕事をする時もありますが、他は1週間で50時間程度として諸々平均して2~4ヶ月で100万円~200万円程度という具合です。

逆に全く仕事をしない(読書や映画を観たり勉強にあてる時間、収入の無い仕事なども含める)月も多々あるので、収入がない月ももちろんあります。

ですが、そのあたりはあまり考えず、夫もいるし最低限食べてはいけるか…と無理をせずのんびりやっています。

また、スキルアップを兼ねてシュフティでライティングなどを始めました。

子育てと仕事を両立させるために

在宅ワークに限らずですが、子育ての両立は何より前向きに考えることです。これは自分自身、心身共に健康でいるということです。

今の状況が国のせい、会社のせい、誰かのせい…ということは一旦置いておいて、まず「自分たちが好きで妊娠して、子供を産んだ。自分が好きでこの仕事を選んだ。誰でもない自分がこの生活を選んだ」ということを根本にもっていることは育児と仕事を両立する上で大きく影響します。

その上で、もちろんいろいろな苦労や我慢は多々ありますが、ブレがなければ諦めたり投げ出したりはできませんし、誰かを責める気持ちもあまりなかったなぁと思います。

また、頑張ろう!と思い過ぎずに「ダメならやめればいいや。家族より大事なものなんてない。」そう思っていると、わりと辛い仕事も乗り越えられたりしました。

多忙期は正直あり得ないくらい忙しく、我ながら2児の母とは到底思えないパワフルさでした。子供が起きている時間以外は全て仕事をしていましたし、常に頭の中には仕事のことがありました。保育園以外はシッターさんなどの手を借りること無く夫婦で乗り越えました。

子供たちには1~2ヶ月の間、20時過ぎまで延長保育をしてもらう日も多々ありました。夕飯が作れずお迎えのまま近くのコンビニでごはんを買う時もありましたし、もう少し待っててねと言いながらクッキーをとにかく食べてもらった時もありました。甘えてくる子供に当たってしまう時もありました。

蕁麻疹がでたり、体調を崩しても休めずに薬と気力でなんとか過ごした経験もあり、思い出すと今でも涙がでそうです。。

それでも仕事への責任は捨てられませんし、夫や子供たち、臨時で仕事の手伝いをして下さったスタッフさんの協力があって乗り越えられました。本当に感謝しかないです。

ですが、あくまで「乗り越えられた」というだけで、無理があったのは間違いありません。

少なくとも夫との協力、子供たちの理解、保育園の協力があってこそでした。反省としては、アウトプットとして育児を協力してもらう必要があったのではないか、仕事を少しでも分散して協力をお願いするべきだったのではないか、という点があります。

正直、シッターさんにお願いすることが今の自分たちには必要とわかりながらも、どこかで子供を預けることが心配だったり、金額がもったいなく感じてしまうところがあり、、そこは割り切ってお願いするべきだったと感じています。

公共のシッター業務や病児後保育にもしっかり登録をしていたにも関わらず、上手に活用できなかったのは、前もって利用するなどの準備がなかったため、いざという時に不安で利用できなかったためです。

ですが、その分、スタッフさんが子供がいても気にしないで作業してくれたり、時にはお迎えに行ってくれたりしたこともあり。また、園長先生はじめ、保育園のご理解が非常に高く、働く母をいつも応援してくれました。本当に人に恵まれたと思います。

今後の目標はスタッフさんを常駐できるように拡大して、自分の作業を分配・軽減できるようにすることです。そのためには人一倍働かなくてはならないので、矛盾もありますね。。

ですのでまだまだ模索中ですが、子育てとの両立を楽しんで、子供がいることが私の強みであると思えるように、そして、子供たちが私たち夫婦の働く姿をかっこいいと思ってくれるような生活をしていきたいです。

これからフリーランスになるママへ

無責任ではなく、自分の覚悟や前向きな気持ちでどんなことだってできると思います。

私の場合は退職から独立までが自分の意思では無いタイミングで決まって、その流れに身を任せたようになりましたが、それでも正直なんとかなると思います。

もちろん、収入面で不安は大きいと思いますが、ダメならパートでも何でもやれることをする。でも、今はやってみる。

そして、それは誰に言われたわけでもなく、自分が決めた道だということを胸に刻んでおけば、あとはなんとかなっていくと思います。

何よりも家族、子供。その上で仕事。(…なかなか実際には仕事優先になるパターンは多いですが、、、)気持ちはいつもそうです。育児は絶対に精一杯やる!休みの日は汗だくで遊ぶ!それがストレス発散です。

趣味は家族。そう思っています。

そして、大事なのは夫とのコミュニケーションと子供たちの理解です。

※夫とのコミュニケーションは常日頃の会話と同じく、夫婦の営みも含めて重要だと考えています。それによってイライラすることは大きくなくなります。

また、私は1歳児にもきちんと状況を説明します。自分だけの問題ではなく、家族の問題、皆がチームだと思っています。なので、いつも私は子供たちに「協力してほしいんだ」と伝えます。

いろいろと記載しましたが、心底本音は子育てをしながら働くことは大変です。辛いこともたくさんあります。

自分1人で頑張るのは辛いし、無理です。

だから、家族で頑張る。

そういう意識を家族で共有できていれば、辛いときも寄り添えると思います。

いつだったか仕事で絶望するくらいの状況になった夜、子供の寝顔を見て涙が出ました。そして、この子たちより大切なものなんてないな。もしもの時はやめよう。そう思えました。

そしてスーッと楽になり、翌日から気持ち新たに頑張れた記憶があります。

母は強し。

こんな私でもなんとかやってこれたので、どんな状況も最後は楽しんで前に進んでほしいと思います。

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