この記事のライター富士太郎 (25歳) / システムエンジニア
私は富士ソフト株式会社の元社員で富士ソフト時代「もう無理!」と感じ転職を決意しました!
『富士ソフトがやばい』と感じた理由は次の通りです。
ココがやばい
- スキルアップが難しい
- 配属される案件ガチャ
- メンタルが弱い人はやばい
富士ソフトはホワイト化されているとも言われていますが、どういった点が富士ソフトは具体的にヤバいと思ったのか解説していきます。
私だけではなく、他の人の富士ソフトの対する口コミ・評判も紹介していますのでとても参考になると思います。
富士ソフトは大企業で良い点もあります。しかし、実態をあまり理解しないで就職して後悔しないように、「富士ソフトはやめとけ」と思う人の手助けになればと思います。
※このページの後半に私流・IT業界へ就職・転職を成功させる方法を紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いください。
富士ソフトがホワイト化しても感じた理由
富士ソフト株式会社の特徴
まず、私が富士ソフトがヤバいと思った理由を理解してもらう上で富士ソフトの特徴を知ることが重要!
富士ソフトは国内各地の顧客に自社のエンジニアを派遣し、顧客のシステム開発を行っている大手SIerの企業です。
独立系SIerとも言われていて親会社を持たないため、幅広い分野の顧客を持っているのも特徴。
また、SIerであることから、プログラミングなどの作業は下請け会社に任せ、富士ソフトの社員は設計、プロジェクトマネージメント、顧客や下請け企業との調整業務がメインになることが多いです。
就活生向け
私が就活時代に利用してよかった「エンジニア就活」を紹介します。
IT業界に特化していて入社試験の傾向や面接を突破できる、ここでしか知ることが出来なかった裏情報が多く驚きでした。
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ニックネーム和人(男性)
入社前はブラック企業というイメージがあり覚悟して入社したけど、実際はさすが大手企業、ホワイト企業って印象。
あと、入社前はがっつりプログラミングするイメージだったが中身はエンジニアの派遣会社だった。
客先に派遣され、お客様の要件に沿った仕様書の作成といった上流工程と、作業自体は協力会社に任せて自分たちはプロジェクト管理と顧客との調整業務がメイン。
入社前は自社ソフト開発をアピールしていてその印象が強かっただけに、入社前に抱いていたイメージと入社後にしている作業にギャップがあった。
富士ソフトに所属していた当時は、やばいと思った点だけでなく良い点もあったため、先に紹介しますね。
富士ソフトの良い点
昔は「ヤバい」「ブラック企業」と噂されていた
富士ソフトがブラック企業と噂されていた過去もあり、その時代は残業時間が月40時間を超えることはよくあり、一定の残業時間を超えるとサービス残業をせざるを得ない状況があったと聞いたことがあります...
今は以前に比べ企業として社員のライフワークバランスを意識した企業運営がされ、社員にとって嬉しい様々な制度が取り入れられています。
残業制限、サービス残業禁止
ソフトウエア開発の現場だとプロジェクトの進捗状況が悪くなると残業が日常化してしまうこともありますが、月40時間以上の残業が連続しそうになった場合、上司が残業時間を減らすべく動いてくれます。
サービス残業についても厳しく禁止され、かなり神経質になっています。サービス残業をあからさまに押し付けられることはないです。
残業した分はきっちり給料に反映されます。
フレックス制度で柔軟な働き方ができる(プライベートが充実)
フレックス制度が導入されているため、柔軟な働き方をすることができます。
また有休が30分単位で取得できるため、業務中に私用で外出したり、お子様の発熱などにより早めに切り上げてお迎えに行くなどといった事が当たり前にされています。
ニックネーム貴裕(男性)
完全フレックス制を導入しているため出勤時間をずらしたり中抜けはもちろん、残業時間をフレックスに当てて1日丸々休むことも可能。
子どもがいる社員は、子どもの行事に合わせて休んでいたりするので、その点は働きやすい環境だと思う。
クライアントが大企業
顧客は大企業が多く、誰でも知っている知名度が高いシステムや商品開発に携われるため、モチベーションが上がります。
富士ソフトは「勝ち組?」「負け組?」
富士ソフトに入社できたからといって「勝ち組」ではないですね。
IT業界にだって、もっともっっと年収が高く福利厚生が充実していて、入社するのにハードルが高い企業が沢山ありますしね。
じゃあ「負け組」かというと、そうでもないです。
富士ソフトの企業規模、年収や福利厚生を見たら「負け組」とも言わないでしょう。
ただし、配属先によっては、あまりの激務や辛い立場にいる人を見て悲観的に思われる事はありますが。。
富士ソフト株式会社がヤバい、やめとけと思った理由
富士ソフトの良い点を踏まえたところで、私が富士ソフトがやばいと感じた理由を説明します。
結局、配属される案件次第でやばい。
富士ソフトは社員が働きやすいように様々な取り組みを行っていますが、普段は客先に常駐しているため、どこに配属されるかによって大きく左右されます。
例えば、プロジェクトの進行が大きく遅延している炎上案件に火消要因として配属されることもあります。このような案件だと上限があるとは言え、残業が日常的になります。
ニックネームKojiro(男性)
無理な残業は少なくなったと言われているが、まだ案件によっては月の残業時間が40時間前後、休日出勤のところもあるし案件ガチャ。
また、休日でもシステムトラブルがあると、対応を要求されたり気が休めない案件もあると聞いている。
特に主任以上になると、責任も増え残業時間が増えているように感じる。
スキルアップが難しい
配属される案件によっては自分がやりたい分野とかけ離れている作業を永遠とすることがあり、面談の時に交渉してもその分野のスキルをアピールできないと希望を通すことは難しいです。
富士ソフトはSIerなので、プログラミングなどは下請け会社に任せることが多くプログラミングなどの技術的なスキルを身につけられるかは案件次第で、技術的なことより顧客との調整や社内業務の方がメインになってしまいがち。
ニックネームゆうき(男性)
システムエンジニアとしてスキルを身につけられると思って入社したが、スキルを身につけられるかどうか案件による。
自分の実力と配属次第ではただの雑務ばかりの作業になる可能性もある。
スキルを身につけたいなら自主的に勉強するべし。
転職時に他社でも応用できるようなスキルがつかないと不安に感じてしまいます。
メンタルが弱い人はヤバい、辞めた方がいい
炎上案件のようなところに配属されると上司や顧客のあたりが強くなりがちです。
そんな中で社内や顧客との調整事を行うのですがかなり神経を使いました。
ニックネームタツキ(男性)
文系出身でプログラミング経験未経験でも、やる気と忍耐力があればどんどん挑戦させてもらえる配属先でした。
バリバリ仕事をしたいという方にとっては恵まれた環境だと思います。
しかし、精神的プレッシャーもあるため、やる気があってメンタルが強い人じゃないと生き残れない感じです。
これは富士ソフトに限った話ではなくエンジニアを客先に常駐させているどの会社でも同様なことが起きています。
私はこのような調整事に疲弊し、技術的なスキルアップができない焦りもあり転職を決意しました。
就職する企業の条件は第一に客先常駐ではなく自社で開発を行っている企業にねらいを決めました。
富士ソフトに辞めることを伝える前から自社開発の転職に強い転職エージェントに登録し早い段階から情報を収集していたことも良かったです。
転職に関する情報を収集することで、残りの富士ソフトの在籍中は気持ちが楽になりました。
ITエンジニアは客先に派遣され作業を行うケースと、自社のシステム開発に従事しているケースがあり、ご自身がどちらが合っているかよく検討して、私のように後悔しないようにしましょう。
最後にみなさんが就職で失敗しないように、私が利用して大変お世話になった就職サービス、転職エージェント紹介させてください。
<転職希望者向け>
「富士ソフト」から転職した際に利用した転職エージェント「クラウドリンク」について簡単に説明します。
クラウドリンクは自社開発を行ているIT企業への転職に強く、サポートも手厚く大変お世話になりました。
実際に転職支援会社のサポート満足度No.1に選ばれているそうです。
客先常駐エンジニアではく、自社開発を行っている企業が希望でしたら、今の時期的に非公開求人数が増えているので今のうちに「クラウドリンク」を確認してみてください。
公式サイトのリンクはコチラです。
※類似サイトに注意
<就活生向け>
次に紹介するのが、私が就活生だったときにIT業界への就職を希望して使用価値があったと思った「エンジニア就活」という就職ナビサイトです。
IT業界に特化していて、ここでしか知ることが出来なかった、テスト傾向や面接の突破するするための裏情報が多く驚きでした。
似ているサイトにご注意ください。公式サイトのリンクはコチラ↑です。
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