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【エンゲージの求人が怪しい理由5選】100%騙されない見分け方を元ブラック企業採用担当者が説明

この記事のライターチエ美 (26歳・女性) / 無職

監修者

黒田(37歳)/元ブラック企業採用担当
元ブラック企業で採用担当を長年経験。求人を出しても基本応募がないブラック企業の求人手法に精通している。

エンゲージで求人を検索していると魅力的な企業の求人が多いですが、一部の求人で「怪しい」と思ってしまう求人ってないですか?

私がエンゲージを検索した中では特に次のような求人が「怪しいと感じました」

こんな求人

  • 副業セミナー・オンラインサロンの勧誘
  • 会社の実態が謎な企業の求人
  • レア過ぎる仕事内容の求人

そこで今日は元ブラック企業で採用担当をしていた黒田さんにエンゲージで気をつけた方がいい求人を教えてもらいました。

中には実際にあった事例をもとに本当にヤバい求人を説明してくれているのでエンゲージから応募する前に必ずチェックしてくださいね。

エンゲージの求人が怪しい?元採用担当者に聞いてみた。

エンゲージで求人を検索していたら『怪しいなぁ』と思う求人がいくつかあってネットやSNSで調べてみると私と同じように怪しいと感じている人がいるみたいなんですよね。

黒田

そうですね。私も「エンゲージ」の求人を見たのですが、怪しいと感じてしまう求人が掲載されていましたね。
もちろん全ての求人が怪しいのではなく一部の求人に関してですが。
例えば、どの求人が怪しいと思いましたか?

私が怪しいと感じた求人は次のような求人で実際にSNS上でも怪しいと感じている声もありました。

エンゲージの怪し求人

応募したら怪しいセミナーの勧誘だった。

在宅でできてしかも高時給の求人に応募したら「もう埋まっちゃって、他の仕事なら紹介できますよ~」って連絡が来たのですが、辞めた方がいいですよね...?

黒田

働く時間が限られている主婦や学生の方は特に要注意!
自宅などで時間と場所を選ばず高収入を得られるようになる!と謳い実は高額のセミナーや情報商材の勧誘も中には紛れていまるため要注意です。

高い金額を払ったけど全く稼げるようにならなかったという話はよくあります。

条件がいい求人だと、「ワンチャン本当に良い求人かも」と期待したい気持ちは分かりますが...

お金を稼ぎたくて求人を探しているのに、お金を支払うって本末転倒ですよね。

実際にSNS上ではエンゲージの求人に応募したらセミナーやオンラインサロンの勧誘だった言っている人もいます。

出典:https://twitter.com/

出典:https://twitter.com/

会社の実態が謎で怪し求人

やりたかった仕事内容の求人を見つけて、実際に会社のホームページを検索しても全くネット上で会社の情報を見つけられなかったのですが...

黒田

それは危険な求人である可能性は高いですね。
求人サイトだけで企業を判断しせず、実際に企業のホームページで住所や電話番号を確認して怪しい点がないか確認することは必須です!

出典:https://twitter.com/

出典:https://twitter.com/

本当に危険でヤバイ求人もあり得る

出典:https://www.jiji.com/

この事例は「エンゲージ」に掲載されていた求人ということではないですが、複数の「大手求人サイト」が悪用されていたということであったため、どの求人サイトを利用する際も注意が必要です。

求人内容は「集荷配達員」「商品受け取りスタッフ」といった内容で募集されていました。

また、実在しない社名を使ったり、架空の住所を使って求人サイトに掲載されていたため、求人サイトを利用する際は実際に存在する企業かどうかホームページや電話番号で確認したほうがよいです。

なぜ、エンゲージには怪しい求人がある?

怪しい求人が掲載されているのは「エンゲージ」に限ったことではないです。

「エンゲージ」のように「無料」で求人を出せる求人サイトには怪しい求人が多い傾向があります。

黒田

例えば、お金を騙し取ろうとしている人がわざわざお金を払って求人サイトでターゲットを募集しないですよね。
以前はツイッターなどSNSが悪用されることが多かったですが、近年、無料で掲載できる求人サイトが増えたことも求人サイトを悪用される理由に繋がっていると分析しています。

求人サイト側も掲載基準の見直しや求人の内容の確認の強化をしていると思いますが、悪用する側の手口も巧妙化しているので、利用する側も十分に気をつけた方がよいです。

怪しい求人に騙されないためには

ここではアルバイトを探している方、就職・転職を考えている方に怪しい求人に騙されない方法を紹介します。

黒田

この後、求人サイトにありがちな絶対に気をつけた方がいいワードを紹介しますが、そもそも論から先にします。
悪用されやすい求人サイトを利用しない、騙されないように手間だけど出来るだけ多くの安全な求人サイトから情報を収集することです。

例えば、どんな求人サイトが安全か「アルバイト」と「就職・転職」を探している方向けにそれぞれ紹介していきますね。

アルバイトを探す場合

求人の掲載基準が厳格なのが、「バイトル」のアプリです。

黒田

例えば、以前は無料の求人サイト「インディード」でも「バイトル」の求人が掲載されていましたが、インディードもバイトルの掲載基準に満たない求人が掲載されている理由から、現在はインディードで「バイトル」の求人を見ることができなくしているなど、厳格な基準で求人アプリを運営しています。

あ、このバイトアプリはテレビCMでもよく見かけるアプリですよね。

黒田

そうですね。
「バイトル」のアプリは掲載基準が厳格なだけではなく、仕事内容、職場の雰囲気の分かりやすさでユーザー満足度が高いため、バイト選びに失敗するリスクが低くなります。

「バイトル」のアプリはコチラの公式アプリストからダウンロードをお勧めしています。

仕事探し アルバイト選びはバイトル

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※似ているバイトアプリが多いので間違いに気をつけてください。

 

「バイトル」はアルバイトだけではなく、在宅ワークや正社員、IT・クリエイター系など幅広い求人が掲載されています。

 

求人サイトで気をつけた方がいいキーワード

エンゲージに限った話ではないがですが、求人サイトに掲載されている求人の内容から気をつけた方がいいキーワードとその理由を説明します。

もちろん、ここで紹介したキーワードは必ずしも避けた方がいい訳ではないがすが、応募する場合は理解した上で応募しましょう。

企業に合う合わないは、最終的には働く皆さん次第ですが、入社してから後悔する人が少しでも減ると幸いです。

人柄重視(やる気重視)

このようなキーワードを含める企業の心理として、ハードワーク・忍耐力がいる仕事で辞める人が多く、体力がある・メンタルが強い人を雇用したいという思惑が垣間見えます。

できれば面接時などに社内の雰囲気を確かめることをお勧めします。

黒田

求人内容を見て、なぜ採用担当者はこのよなキーワードを使っているのか背景を考えることがブラック企業を避けるコツです。

週休二日制

これは勘違いしている人が多いので要注意です。

「週休二日制」は1ヶ月に二日休みが少なくとも一週間あればよく、それ以外は週休一日以上あることとされています。

毎週、週休二日ある場合、「完全週休二日制」と表記されています。

また、「完全週休二日制(土、日)」とある場合、祝日は休みではない可能性が高いため、「完全週休二日制(土日、祝日休み)」などといった表記になっていない場合、確認したほうがよいです。

みなし残業

みなし残業は残業をしても・しなくても毎月の給料に一定の残業分の給料を支払うということです。

残業しなくても残業代がもらえるならラッキーと思うかもしれませんが、基本給を低く設定している企業もあるため、その場合は要注意です。

また、「年俸制」の場合、みなし残業代が含まれていることが多いです。

「裁量労働制」は要注意です。

会社から与えられた仕事に対して労働者自身がいつ、どこで働くかを決めることができ、一日1時間だけしか働かなくても、20時間働いても会社は一定時間働いた(例えば8時間)とみなすことができる制度です。

残念ながら、この制度を残業代を支払わないために使っている企業が事例として存在しているのも事実。

この「裁量労働制」を適用できる仕事は限られているのですが、中には「企画業務型」という仕事が含まれており、これが理由で「コンサルティング営業」、「企画立案」などと言った名目で募集されています。

黒田

「企画営業」「企画立案」のような求人はよく見かけますが、よく分かっていないとブラック企業に入社してしまう可能性があるので、入社前に必ず確認しましょう。

給料が高すぎる(幅が広い)

応募条件、仕事内容の割には給料が高い求人を見かけることがありますが、それは厳しいノルマを達した場合のみ支払われるという可能性があります。

営業の募集で「ノルマなし」というキーワードも怪しいです。「ノルマ」という言葉を使っていないだけで「目標設定」など違う表現で成果を求める企業もあります。

アットホームな会社(風通しがよい会社)

飲み会が多く、業務時間外にイベントが多い可能性が高いです。

これ以外にも「若手が活躍」、「やりがいがある仕事」、「自由な社風など」、抽象的な表現をしている求人は、あまり良い点がなくやっと絞り出してこのようなことを言っている可能性があるため注意しましょう。

もちろん、「エンゲージ」でも魅力的な企業の求人が多く掲載されていますし、怪しいと感じてしまう求人は一部です。

「エンゲージ」に限らず求人の内容から自分に合った企業なのか、ブラック企業なのか見極めるのは求職者にも一定の知識が必要になります。

レアな求人

最後に他の求人サイトではあまり見ないレアな仕事内容の求人を紹介します。

その仕事をやってみたいと思っている方にとっては、このようなレアな求人が掲載されているのも「エンゲージ」の良さだと思います。

「エンゲージ」は怪しい求人ばかりが掲載されているサイトではなく、魅力的な企業も多く掲載されています。

しかし、求職者側もある程度知識がないと、気づかずにブラック企業に応募してしまうリスクが多いので気をつけましょう。

使える求人アプリ

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