ライター
この記事を書いた人元社員・赤西(30代前半)
元AKKODiSコンサルティング(旧Modis)の社員でインフラエンジニアとして従事していた経験がある。現在はある理由で転職。
今回は学生時代の後輩(大輔)がAKKODiSコンサルティングに転職を考えていて相談にのることに。
※ちみなにAKKODiSの読み方はアコーディスです。
大輔
大輔について
大輔もIT企業でシステムエンジニアとして働いていて3年。転職も視野にキャリアについて考えている。
赤西
つまり、その会社を辞めた、若しくは辞めようとしている人が書くからヤバく感じる情報が多くなる。そのまま受け止めない方がいいよ。
でも、AKKODiSコンサルティングが単に大手だからって入社を決めるもの失敗する可能性があるから企業調査はしっかりやった方がいい。
そこで、ここではAKKODiSコンサルティングってどんな会社なのか、入社をオススメしない人を解説するね。
AKKODiSコンサルティング(旧Modis株式会社)がやばいって言われる理由
AKKODiSコンサルティングってどんな会社?
大輔
赤西
もともとは2004年にエンジニア派遣を主な事業とする株式会社VSNが設立。
VSNはエンジニア派遣事業だけはなく、ITコンサルティング事業も展開してきたよ。
2012年には外資系派遣会社大手アデコがVSNの大株主になりアデコグループに参加。
2021年にはフランスとベルギーを中心に欧州でITコンサル事業を展開している、AKKA(アッカ)テクノロジーズを買収。
2022年にアデコのエンジニア派遣がエンジニア派遣部門をVSNに分割・継承してModis株式会社が誕生。
そして、2023年にAKKODiSコンサルティング株式会社に社名変更。
昨今、DX化の推進が叫ばれている中、社名に「コンサルティング」を付けるほどなので、更にITコンサルティング事業を強化していくと思うよ。
ITコンサルティングってなにする?
大輔
ITコンサルタントって言葉はよく聞くけど、システムエンジニアをしていても接点はありなくて。
そうだね、要件定義などの上流工程をしないとあまり接点がないよね。
AIやIotと言った最先端技術ってまだまだ浸透していない業界がほんどだと思わない?
そういった業界・企業に対してAI導入、Iot化促進、ビックデータの活用といったようなDX化の企画、事業成長戦略立案のコンサルタントをしているよ。
IT最先端技術の知識だけではなく業界や顧客の業務内容や経営課題、それを引き出すコミ力も求められるよ。
AKKODiSに入るとコンサルになれる?
ITコンサルに力を入れると行っても、エンジニアが5,000人以上もいる会社なので殆どの人がエンジニアとして従事することになるのは今後も変わらないんじゃないかなぁ。
もともと人材派遣会社グループでもあるからね。
でも、もともとModis株式会社時代からVI(バリューチェーン・イノベーター)と言って、ただのエンジニア派遣ではなく課題解決力を付加価値として付けたエンジニアの育成に力を入れているため、ITコンサルのキャリアチェンジのチャンスも十分にあるよ。
ITコンサルは年収も高いし、それみ見合ったスキルを必要とするため本人の努力とスキルチェンジするためのアピールは必須になると思う。
AKKODiSはITコンサルタント経験者や、ITコンサルタントしてポテンシャルがある人向けの求人もだしているから詳しくは求人サイトを見てみて。
ブラック企業?
正直なところ、VSN時代はブラック企業と言われることがあったらしいけど、アデコグループに入ってからコンプライアンスに厳しくなって当時に比べるとかなりホワイト化しているよ。
あくまで派遣先によるけど、取引先もライフワークバランスを重視している大企業が多い。
IT業界はプロジェクトの進捗によって残業が多くなったりするけど比較的残業は少ない方だと思う。
あと、エンジニア派遣をしている会社によくある「みなし残業」もなく残業した分も全額支払われる。
有休も取りやすい現場が多く、リモートを推進しているためリモート可能な派遣先も多くあるよ。
離職率はやばい?
この会社に限った話ではないけど、エンジニア派遣をしている会社は離職率が高くなる傾向があるよ。
客先に常駐しているとどうしても自社に対する帰属意識が無くなり、せっかく現場で成果をだしても「私は派遣で来ているし...」などと思いがち。
それでも人材会社大手のアデコグループということはあって、キャリアアドバイザーのレベルは他社に比べて高いから入社できたら相談してみる価値あり。
AKKODiSコンサルティングをオススメできない人
赤西
IT技術に興味がない人はやばい。
30代男性サーバー設計・構築
結局は ITとか技術的な事が好きな人がしっかり活躍できている印象のため、そういう人にとってはやりがいのある案件をやるチャンスにも恵まれている会社だと思う。
進化し続けるIT技術のトレンドを追い続け、勉強し続けることができる、とうい人でないとこの会社はお勧めしない。
結局は技術が評価される会社であるし、年々レベルが高い人しか要らないという雰囲気を感じなくもない。転職会議
ITエンジニアの中にはなんとなく求人が多いから、手に職を付けたかったから、といった理由でIT業界に転職する人もいるけど、そのような人はAKKODiSはオススメできないよ。
他社と違ってエンジニアにもコンサル力が求められるので、常に新しいIT技術を理解して、それを生かすスキルがないとコンサルなんてできないからね。
スキルってIT技術が好きな人にはかなわないし、働き心地も悪いと思う。
コンサルに興味がない、不向きな人はやばい。
40代男性インフラ設計・構築
一時はVIの取り組みになじめず悩んでいる層がいると聞いたが、最近会う若手はIT業界の中で自分のポジションを作るためにコンサルという付加価値を身につけて、より上を目指そうと勢いのある人が多いように感じている。
自分も常にインプットアウトプットに励む日々です。
コンサルでの実績を残すと評価をされるが、逆に実績を残せないままでいると評価はされにくい。
「合う」「合わない」はあるかもしれないが、どんな仕事でも向上心は必要となってくる。転職会議
顧客の問題解決にやりがいを感じるエンジニアなら、AKKODiSは合っていると思う。
そのためには、IT技術の知識はもちろん、問題点を聞き出すコミュ力、洞察力・理解力、プレゼンスキルが必要になってくるよ。
もちろん、最初から全てのスキルが必要って訳ではないけど、ポテンシャルと向上心は必須。
自己アピールできない人はやばい
30代男性インフラ設計・構築
評価基準がオープンなので、年収を上げるために自分が何をすればいいのかが分かりやすいのが良い。
派遣先で常勤しているので、良い評価をもらう為には周りに自分を知ってもらう機会を自分で探し、活かしていけない人は厳しい。
多少の自己アピールできる能力、人脈を広げていくコミュニケーション能力がない人は評価に繋げにくいと思う。転職会議
これもITエンジニアを目指す人に多いのが、アピールすることが苦手な人。
普段は客先に常駐して作業をするから、評価する人は実際の仕事を現場で見ている上司とは限らない。
だから自分の成果を見える化してアピールしないと評価にはつながらない。
せっかく現場で活躍していても、それに見合った評価がされずにモヤモヤしているエンジニアも多いよ。
自社開発がしたい人
人材派遣会社をメインのグループ企業ってこともあって、基本的に自社のサービスではなく客先に常駐することが多いAKKODiS。
コンサルティングって顧客あってのもでもあるし。
でも、やっぱり自社開発の方がやりたい!というエンジニアも多いの事実。
自分もその人で、今は転職して自社サービスのシステム運用を行っているよ。
その時にお世話になった転職エージェントが自社開発企業の転職に強い、「クラウドリンク」だよ。
基本的にエンジニアってSES(エンジニア派遣)ばかりで、自社開発企業は優秀な人しか入社できない自分にとっては都市伝説かってくらいに思っていたけど、クラウドリンクのカウンセリングを受けてみてよかったよ。
ちなみに、クラウドリンクはスマホから気軽にカウンセリングを受けられるよ
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※類似サイトに気をつけて。
AKKODiSコンサルティングでは大手でホワイト企業であるけど、あまり企業のことを理解しないで入社してしまうと「やばい」って感じてしまうから気をつけて。