この記事のライターもつごシーカー (32歳・男性) / 警備員
こんにちは。
交通誘導警備の仕事を2年ほどしていたもつごシーカーです。
今回は皆様に、交通誘導警備とはどんな仕事をするのか、危険なことはどんなことか、人間関係や待遇面はどうなのかを本音を交えてお話していこうと思います。
巷では警備はキツい・危険とも楽で誰でもできるとも言われる不思議な業界ですが、この辺についても解説していきますね。
交通誘導警備は底辺?(危ない!きつい!辞めた方がいい)
交通誘導警備の仕事内容は?
警備業は仕事の幅が広いお仕事です。
学校やマンションなどの警備室で出入り管理などをするのも、工事現場で交通整理をするのも、現金輸送車などを警護するのも、要人を守るのも全部警備の範囲。
人によってこの仕事の評価が分かれるのはこのせいで、例えば利用者が少なく決まっている施設の警備なんかはかなりホワイトな傾向にあるようです。
一方、私たちがやっていた交通誘導警備は、基本的には工事現場や大きな駐車場などで交通整理をするもの。
工事現場などで光る棒(誘導棒、誘導灯などといいます)を振っている人間をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
そしてこれは、警備の中ではそこそこキツく危険な部類なのではないかと思います。
交通誘導警備って危ない仕事?
その分かりやすい理由の一つが、その身一つで車を相手にすることが多いということです。
たいていのドライバーさんはこちらの指示にちゃんと従ってくれる善良な人ですが、中にはそうではない人もいます。
また、ぼーっとしているのかこちらの指示を見落とし、警備員に突っ込んでくるような車もいます。
個人的な体験にはなりますが、私の目の前で直属の先輩がおばさんの乗った軽に危うく轢かれかけたということがありました。
先輩はうまくそれを避けたので人身事故にはなりませんでしたが、職場の上司はそういう奴はよくいると別に気にも留めていませんでした。
とはいえもしその車が隣の私のところに来ていたら何も知らなかった自分はたぶん避けられなかっただろうなと思います。
交通誘導警備は暑さが危険すぎる!
しかし、車は見て避けられる可能性があるからまだマシです。
この仕事で最も危険なのは暑さ。
暑さが危険なら寒さも危険じゃないのと思った方もいるかもしれませんが、暑さと寒さでは危険度が天と地ほども違います。
寒さは下着を保温性のある良いものにしたり、制服の下に色々と着こんだりすることで対処ができます。
一方、暑さについてはそうはいきません。
いくら暑くても頭が蒸すヘルメットや長袖の制服を脱ぐわけにはいかないのです。
さらに言えばタオルなどの使用も厳禁。
これは今は変わっているかもしれませんし、地域によっても違うかもしれませんが、少なくとも私がいた仕事場では「ドライバーに強い不快感を与える」などの理由でどんなに汗をかこうとも全面禁止となっていました。
実際、過去にはこれでめちゃくちゃに怒鳴られた奴もいたんだそうです。
おまけに忙しいと現実問題として水分補給がなかなかできないので、真夏のお仕事は地獄以外の何物でもありませんでした。
ちなみに私はそれでぶっ倒れたことがあります。
手足にしびれが出て、もうだめかもしれないとすら思いました。
しかし新入りがそうなることはよくあることで、仕事に慣れていくのに必要なことだとすら思われていたので、お前はひ弱だ、筋肉をつけろと言われジムに通わされる羽目になりました。
もちろんその費用は自腹という……
とはいえ今は熱中症対策について少しはマシになっているとは思うので、当時ほどには心配する必要はないかもしれません。
しかし、冷水や塩飴などが支給されたとて夏の危険なまでの気温はそう変わらないか、よりひどくなっていく一方でしょうから、暑さに弱い人には向かない仕事です。
パワハラもある!
警備は基本的に体育会系の世界ですが、時に柔軟な対処が必要になるとはいえやることがだいたいは決まっているお仕事なので仕事中の人間関係はそこまでキツくないかと思います。
気を付けるべきは休憩中や仕事前、仕事後などの現場に出ていない時間帯で、暑さ・寒さがひどい、横暴な人が多いなどストレスが多いとケンカやパワハラなんかが出ることがあります。
とはいえ口は悪いながらも面倒見の良い人は多く、酒、タバコ、車、女などといったオジサマ方が喜ぶような話題にうまく乗っていれば普通に仕事はできるかと思います。
また、経験的に下ネタ好きな人が多いですね。
これは女性があまりいない、若い人もそんなにいないということが関係しているかもしれません。
それと酒は飲める方が望ましく、タバコは吸わずとも煙は嫌でないという方が望ましいです。
平均年齢の高い現場では酒とタバコは男ならやって当たり前という風潮さえありますからね。
あとは缶コーヒーやコンビニコーヒーが幅を利かせているので、先輩や上司の好みのものを把握しておくとなお良し。
交通誘導警備のお給料は安い?休日など待遇面はどうなの?
お給料は会社にもよるでしょうが、そう高くはありません。
だいたい「一人暮らしをするのにギリギリ」程度の水準で、月収で言えばだいたい20万行くか行かないかくらいのもので給料は安いです。(フルタイムの場合)
一方、休日や休憩はちゃんと取れる傾向にあります。
なぜなら現場仕事は夜までダラダラ長引くということは(水道関係など緊急の工事を除けば)ほぼないですし、そもそもそうでなければ身体がもたないからです。
ただしいつ休めるかは現場の状況によるため、融通はあまり効きません。
まとめ
交通誘導警備は暑さと一部危険な車との戦いと心得るべし。オジサマ方に好かれるスキルがあるとなお良し。
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